2022年05月29日 シガミあれこれ 1 鬼板 シガミ(獅噛)とは、だんじりの屋根の妻に付けられる彫物で、‘シカメ’(顰目)とも言い、通称して ‘鬼板’と呼ばれているものである。初期形式の鬼板は、神社建築の鬼瓦を板状に模したもので次第に鬼面状の形相を取り入れた彫刻に変わっていく。初期形式の鬼板経の巻と呼ばれる筒状のものを三本を五角形の板に取り付け、ひれと呼ばれるところに雲状の彫刻を備える『獅子口』や雲型の板に「鳥衾」(トリブスマ)という反りのある角のような棒を取り付けたのもある。鬼板は、板状のものから彫刻を施した鬼面状の風貌に変化していった。これは、まさに“鬼板”と言うべき角と牙のある鬼そのものの形相である。鬼というものは霊獣・瑞獣の類ではなく、相反する存在なので鬼面よりも獅子面に変化していったと考えられる。つづく・・・ 「浪花彫刻」カテゴリの最新記事 「地車彫刻」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメント一覧 (1) 1. 獅噛み好き 2022年05月31日 07:35 飾目や獅噛みは箱棟の断面を隠すのと、魔除けの意味も兼ねていますね。 従って鍾馗など中国伝来のものとかがありますね。 0 komatsu3218 がしました コメントフォーム 名前 コメント 記事の評価 リセット リセット 顔 星 情報を記憶 コメントを投稿する
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コメント一覧 (1)
従って鍾馗など中国伝来のものとかがありますね。
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