彫物名鑑 小松堂

ヤフーのブログから引っ越してきました。 以前のカテゴリーは、そのまま移動されていました。 社寺彫刻、だんじり彫刻や浪花彫物師の彫物および野仏や磨崖仏を紹介します。

2011年03月

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彫物師 相野喜兵衛、この彫物師もあまり詳しくわかっていない。
明治初期から中期にかけて活躍する。
刻銘の入ったものは、この獅噛みのみである。
 

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一枚目の木鼻が、相野卯兵衛とすると、
二、三枚目、四枚目も卯兵衛ということになるだろうか?
 

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以前からの願望の静電偏向型のテレビ(モニター)です。
最近の薄型テレビや3Dテレビに逆行するようなものですが、一度やってみたかったものです。
普通のブラウン管テレビは、偏向コイルを使用し、電磁偏向により映像を写していますが、
静電型は、水平・垂直の電圧により偏向しています。
ブラウン管には、普通のオシロ用のもので充分です。
実験では、3BP1Fを使用しています。
オシロスコープのブラウン管なので、蛍光色がグリーンとなり、緑のフィルターを通して見たような映像となります。
製作上での必作は、
 1. 水平・垂直の鋸状波の直線性の延び
 2. 映像信号の増幅
が、ポイントとなります。
鋸状波のリニアリティが、ピークツーピークで、400V必要ですし、ビデオ信号を40Vp-p位まで増幅してやらないと、映像が現われません。
 
実際、試みた結果、思っていたよりも映像がはっきりと見えました。
ブラウン管が3インチなので、見ずらいのですが、5インチでやってみると、よりはっきりと見えました。
ただ、5インチになるとかなり画像が暗くなりますょ。
 
 

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彫物師 相野○○衛について今のところその資料はなく、はっきりと判らない。
この彫師もかなり藤七に似ているところがあり、藤七彫よりも少しふくよかな感がする。
これは地車の天井に彫られた「天蓋の龍」である。
新調のように見えるが、修理の際に洗いをかけた江戸末期のものである。
 
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これは、三枚板部に火燈窓風欄間の龍である。
これも○○衛の作か?
 
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これは車板の「波に宝珠を掴む龍」である。
上記三枚の画像は、相野○○衛と考える!?

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